(5)北朝鮮への経済制裁 |
(1)小泉訪朝 (2)小泉再訪朝 (3)小泉再訪朝を評価する (4)櫻井よしこ論 (6)敵の意図は、敵しか知らない |
2004.12.08
17:30
1.きわめて「生ぬるい」と思える対応をする、と思います。
2004.12.09 2004.12.10 「経済制裁」への危惧 北朝鮮・金正日体制を攻撃することに、私は反対でありません。ぶっ倒してやりたいと思います。問題はいわゆる「経済制裁」が目的に対して有効な手段かということです。 1.経済制裁の目的→ 拉致被害者の奪回、ということでしょう。ならば、 2.経済制裁にどのような方法があるか。→それは北朝鮮にどのような打撃を与えるか。その打撃のどの時点で北朝鮮は参るか。静かに参るか。反撃はないか。 3.反撃がないとするなら、その根拠。 4.反撃の可能性があるなら、→どのような反撃があり得るか。それにどのような対処をするか。 5.中国、韓国は、どのような立場をとるか。 6.何よりも国内世論が一致し続けるか。→私にはとても信じられません。 今回の北朝鮮のやりかたを、「日本人を騙そうとした」という観点で捉えると、まちがうと思います。奴等は「騙そう」などとしていない。騙すなら二人分四人分という骨の入れ方が理解できない。明らかに「ニセモノだよ」と告げているのです。 「挑発」なのです。日本に、経済制裁をやるならやれ、と煽っているのです。つまり彼らにはそれに対応できる裏付けがあるのです。中・韓のバックアップのみならず、日本の闇ルートもあるでしょう。小出しに 脅すことができる政治家・教育者・宗教家・言論人のスキャンダルを握っているでしょう。日本を中韓から更に遠ざけ、制裁に屈服しないことによってハジをかかせ、国論を分裂・ガタガタにしようとしているのです。
何故か。彼らがようやく、小泉の真意を知ったのです。「小泉の語る国交正常化は“毛バリ”である」と。 「経済制裁せよ」との声を、私は悪いことと思いません。それはバックグラウンド・ミュージックとして有効でしょう。しかし、小泉は動かないでしょう。「孤高」。小泉純一郎を、私は凄い政治家と思います。 |
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2004/12/14 06:51 Yさん、こんにちは。 2004.12.14 18:15
このアーミテージ氏の発言に対して、小池大臣は何のために訪米したのか、と批判している人もいます。私には妥当な、大人の忠告に思えるのですが。
2004.12.15 産経=「制裁というカードをみせていることが有効だ。実際に始めると大変で、逆に裏をかかれることもあることを経験の中で知っている。タイミング、方法に工夫の余地がある」→慎重姿勢 ?? 読売(平沼氏)=「軽いものから重いものまで段階を踏んで行うことが大事だ」「第1段階から大きく踏み込むことは避けるべきだ」→(米国は)決して消極的ではない。→基本的に支持する考え ?? 新聞は記者のコメントをつけず「ナマ」をそのまま出して欲しいものです。テレビのコメンテーターもおおむね余分です。それに早く気づかなければ、新聞・テレビは見放されていくと思います。今もすでに相当進行していると思いますが。 「敵の意図は、敵しか知らない」へ続きます。 |
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