「政治家のリーダーシップについて考える」
「大前研一通信」“電子町内会”9月の設定テーマ、に基づく発言(ノムラの部分を抜粋している) |
小泉総理の決断 02/09/16 21:50(訪朝の前日)
皆さん、こんにちは。
しかし、それでもなお、
私は初めて小泉訪朝を聞いたとき、
しかし、
日本の総理の行動が世界の耳目を集めるのは、久しくなかったことと思います。 小泉さんには「功名心」というものが感じられません。どこかニヒルなところがあります。十分にヤクザを睨みつける視線を持っていると思います。応援します。 |
02/09/17 07:07 02602MZさんへのコメント(訪朝の朝)
> このような相手に馬鹿正直に交渉に向かうという選択肢は存在しないでしょう。 だから外務省や怪しげな政治家の動きに委ねていたのが今までの総理でしょうね。 >
「日本の要求が飲めない場合は、米国が黙っていないぞ」というような あらゆる交渉がそうであるように、今回も「脅し合い」でしょうね。 むしろこれからは日本が相手をじらせばいいんです。 私は、金正日体制は、最終段階に入っていると思います。最大限、五年で、二年以内に大きな変化があるとヤマカン予測します。亡命者の増大(亡命阻止率の低下)はソヴィエト圏崩壊の前段階で顕著にあらわれたものでした。経済の自由化と呼ばれるものも、体制崩壊の一歩のように思います。 |
02/09/17 22:36 02606TEさんへのコメント(金正日との会談のあと)
暗澹たる結果ですね。非道な暴力団国家です。 1.拉致を認め、謝り、 といいました。小泉さんもいう通り、実際を見なければ分かりませんが。 国交正常化「交渉」は、交渉ですから急ぐことはありません。これからはゆっくりゆっくり、時間をかけてやればいいのです。「交渉」だから、必ずしも「妥結」の必要はありません。日本が失うものはありません。小泉さんは、それを確認したのです。だから交渉再開を受入れたのでしょう。 一人や二人は亡くなっていると思いました。しかし悲惨な結論です。自然死とは思えません。北朝鮮シンパのやつらは何というのか。この上は(アメリカならミサイルをぶち込むでしょうが)日本は日本のやりかたで復讐しなければなりません。エサをぶら下げ、じらし、金正日が射殺される日を待つのです。二年もすればその日は来ます。 |
02/09/18 21:46 02608HDさんへのコメント(会談の翌日)
> 被害者のご家族が、小泉首相に対して怒りを露に 今夜のいわゆる「夕刊紙」も、多く、小泉さんの「平壤宣言」への調印、国交正常化交渉再開の決断を、非難していました。中身は読みませんがタイトルはそのようなものでした。 伝えられた事実は悲痛なものでした。 しかし、小泉さんが会談を打ち切り席を立って帰ったとして、溜飲を下げる人はいるでしょうが、それが立派であったでしょうか。私はそうは思いません。 生存が確認された五人は、どうなるのでしょう。 私は、金正日は財布の底を見せたと思います。 正しい選択は、「国交正常化交渉」を再開しないことでなく、再開して進展させぬことです。そちらの方が相手へのダメージは大きいでしょう。オチョクッテやるのです。 |
02/09/21 08:09 02617HDさんへのコメント
> 生存者の身柄を確保した後は、逆に「国交正常化」は まったく同感の結論です。 > また、独裁者が追放され、処罰された後は、日本は北 北朝鮮人民への愛のようなものが、突然湧いてきました。実態を見たことのない人たちですが。 金正日打倒!! |
02/09/23 21:38 02637MMさんへのコメント
MM さん、皆さん、こんにちは。 > 報道によれば、安倍官房副長官が「署名しないで帰国 これは昼食時の控え室で為されたのでしょうが、盗聴されていなかったのか、また安倍さんも、盗聴されないと信じて話した、のでしょうか。まさか、そんなにナイーブではないでしょう。 聴かれていることを前提で話したと思います。従ってもし安倍さんが真実そのように話したとすれば、それは小泉総理に対してでなく、金正日に向かって云ったのだと、私は思います。 |
02/09/23 21:38 02646MZさんへのコメント
>
感情的な問題ということではなく、今回の件は金正日が 金正日は、致命的なミスをしたと思います。チャウシェスクが民衆の怒声に一瞬ひるんだ顔をした、それから射殺までは束の間でした。弱味を微塵も見せてはならない、謝ってはならない、それが独裁者の唯一の原理です。 1.拉致事件については、 2.不審船については、 共に自分の関与を否定しました。組織の長として犯してはならぬ大原則です。 自分の知らぬところで起きた部下の不備も、親分は自分の指図でやったと見栄を切らなくてはならない、例え陰で部下を処罰するにしても、です。知らなかったでは、親分(独裁者)は勤まりません。まして、自分の指示による行為を知らなかったと云ったとすれば、これは根底からの自己否定です。 1) 部下からの不信 それでもなお存続し続ける独裁者はいません。 −−−−− 今朝6時のNHKニュースを見ましたら、今までは、 −−−−− この件に関連してはKKさんのご発言にもコメントしたいので、是非、あわせてお読みくださいませ。 |
02/09/23 21:38 02633YBさんへのコメント
> ゆっくりやる。これに尽きます。 これほど「戦略」としてギアの噛み合った案件は少ないと思います。 「正義」 を、日本人が考えることができればと思います。(私こそ) > そして、この流れは憲法を改正するところまで行き着 現行憲法より更に高邁な、「日本の」憲法を、作りましょう。 |
02/09/23 21:38 02626KKさんへのコメント
砂川しげひさ、だったでしょうか。記憶はまちがいかも知れませんが昔のマンガで、剣客二人が行き交い、左右へ別れて行きます。 しばらく歩いて、片方の首が、ポロッと落ちるのです。 私は17日のテレビを可能な限り実況で見、到着時の政府専用機より最初に覗かせた顔、「荒野の決闘」でしたよ。 最初の顔合わせの金正日を射竦める視線、 小泉が金正日を射すくめた、と思います。 > 小泉さんに吉田松蔭ほどの国を思う気持ちと見識、胆識 私は、それをやったと思います。 (後註:最近2002.11.になって“塚原卜伝の三日殺し”なる言葉を知った。) |
02/09/24 06:23 02651へのコメント
今朝のNHKニュースでは最初に一度だけ、「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)」と云っていました。この前もそうだったのかも知れません。しかしなぜ北朝鮮に対してだけこうするんですかね。 |
02/09/24 22:13 02655MMさんへのコメント
サンデープロジェクトは見ておりません。高市早苗議員に対する非礼な対応以来、これからも見ません。従ってそこでの安倍さんの話を知りません。 事実(註:席を立って帰ろうと安倍副長官の話し)は昼食時ではなかったのでしょうか? |
02/09/26 06:49 02662¥NGさんへのコメント
これは昨日書き始めたのですが考えがまとまらず、そのうち HD さん、TEさんがコメントをつけて下さいました。以下はお二人の文章も読んだ上のことです。 金正日体制の崩壊は確かに NGさん の描く状況を生みだす危険があります。ソヴィエトや東欧の比ではなさそうですからね、状況の悲惨さが。 しかしだからと云って、金正日を長らえさせてはならないでしょう。 話は変わりますが最近パリへ行った知合いの女性が、その汚れに驚いていました。 「博愛」が「迫害」の原因になる、と云えます。 金正日体制は近々崩壊すると思います。日本はその延命に与してはならないでしょう。しかし北朝鮮人民は、それ全体が金正日の人質、捕虜のようなものですから、人質を救出しつつ悪党を倒すのは、難しい舵取りですね。 民衆の流出については、そうならぬよう、冷静冷徹な計画を練っておく必要があります。日本人は、そうしたことがほとんど不可能な民族のようにも思います。 |
02/09/28 07:50 02670KKさんへのコメント
ノムラです。 > その当時、普通の人間であればだれもが持っている そんな人が総理であれば、その方が余程「恐怖」ではないでしょうか。それはさておきボクは砂川しげひさのマンガのように、金正日の首はすでに胴と切り離されたと思っているので、(例えばKKさんにさばかれた鯛が100mくらい泳いで、その先でパラッと三枚に分かれるようなものです)、近々首は落ちます。 朝鮮総連の中でも動揺は広がっているようです。報道によれば、 “在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」は27日付の紙面で、北朝鮮による拉致事件に関して「事実無根」「でっちあげ」などとしてきたこれまでの報道を「誤報」とし、編集部名で読者に謝罪する記事を掲載した。” “その中で、「金正日総書記が拉致事件を認めたことにより、これまでの報道、論調そのものが過ち、誤報であったことが明らかになった」「読者に迷惑を与えたことを率直に反省している」” “「いくら祖国の報道を信じ、それに依拠してきたとはいえ、先入観に基づいて展開した編集部独自の検証記事などはジャーナリストとしてあるまじき行為だった」” “同紙編集局関係者は「事件の真相を知らなかったとはいえ事実に反する記事を掲載してしまい、被害者の方々に謝罪したい」と話している。” そうです。 朝鮮総連の動揺は、必ず本国に通じるでしょう。金正日は致命的なミスを犯したと思います。「国交正常化交渉」は、それ自体がヤツの力を削いでゆくと思います。すでに「交戦状態」なのです。そして日本は「何もしないことが最高の攻撃である」という稀有の立場を得たのです。 以上は私の思い込みかも知れません。現実の推移がどうなるか、見ましょう。 |
02/09/28 22:07 02672NGさんへのコメント
NG さん、こんにちは。 > こんな展開になるくらいなら、今の体制を、少しでも長持ち というのが30年以上続いたのではないでしょうか? 一番怖いのは、金正日が最後っ屁に核兵器を完成し、日本韓国を道連れに自爆することで、少しでも長持ちさせることはその時間を与えることになる気がします。アイツは「悪」そのものをダンゴにしたようなヤツです。 日本は「有事法制」「危機管理」をきちんと定め、勉強し、直視せねばならないでしょう。「難民」問題も、主要なテーマになると思います。 > ただ待っていれば餓死するだけであれば、人々は、 日本をもっとも悪い国と徹底して教育された人々が、優先的に日本を目指すのでしょうか? いずれにせよ、金正日体制崩壊を前提とした危機管理プログラム、法整備を、早急に行う必要があると思います。 |
02/09/30 06:46 02678KKさんへのコメント
KK さん、こんにちは。 >>
その当時、普通の人間であればだれもが持っている > そんな人が総理であれば、その方が余程「恐怖」ではないでしょうか。 そう私は書いたのですが > それはちがうと思います。 というKKさんのご意見です。 私とて勿論、意気地なしの指導者を望んでいる訳ではありません。しかし私が望むのは「恐怖心というものを完璧に欠如している」人でなく、人一倍の恐怖心、臆病心を抱えつつ、なお自らに求められるものへの責任感、誠実によって、それを克服してゆく人です。「恐怖心の欠如」した人でなく、意志によって「恐怖心を抑えこんだ」、そういう人を望みます。 >
海部俊樹、宮澤喜一、細川護煕、村山富市と意気地の 彼らは「恐怖心」以前に、誠実や意志がなかったのです。更に根本的には「能力」が。
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