カトリックと朝鮮総連の相互乗入
ノムラカツヨシ
2005.02.09
 

「教会の政治的言動を憂慮する会」
***** 様
 

以下の情報は私自身が発掘したものでなく、インターネット上のあちこちで語られているものです。主に2chスレッド、
《民主党の石毛えい子が手配、黒幕は総連》
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1107295876/
を、参考にしました。
《殿下さま沸騰の日々》
も使わせて頂きました。
(2005.03.22追記:
昨日部屋の掃除をしていて「月曜評論」H15-7,8月号を久しぶりに開きました。そこにある枡本矛人氏の“暗黒の交わり−キリスト教左翼と北朝鮮の点と線”という記事こそ、この種情報の原点であると思います。
これには更にいきさつがあってその 数ヶ月前、私も編集委員をつとめる同人誌「ヴァチカンの道」に、枡本氏はその原稿を持ち込まれたのです。私たちは正直内容にびっくりしたのと、私たち自身で裏付けがとれないということで掲載を見送ったのでした。そののち枡本氏は「月刊評論」へ原稿を渡したものと思います。その「月刊評論」誌も翌年H16-8月号をもって休刊となりました。枡本氏と連絡がつきますならば、了解を得てその記事を紹介したいですが。・・・)

それらを私なりに確認し、カトリック関係を重点的に点検整理してみました。作業をしつつ正に暗澹たる気持ちです。ここまでひどいとは思っていませんでした。
四年前(2000.12)に「日本軍慰安婦制度の責任者を裁く民衆法廷」(「女性戦犯国際法廷」)というのが開かれ、NHKが、それを材料とした番組を放映したそうです。放映前の編集作業に政治家が介入したかどうかについて、NHKと朝日新聞が争っています。それ自体は朝日新聞の敗北(逃避)と思いますが、かと言ってそのような番組を企画したNHKも、とんでもない存在だと私は思っています。この件については別タイトル『朝日新聞の墓標』(予定)で書く積もりです。
さて、

上記2chスレッドで、「女性戦犯国際法廷」は、
 主催:朝鮮総連
 後援:カトリック中央協議会

であったと語られてます。

私は「憂慮する会」に参加させていただいた最初より正平協と北朝鮮の関係について話しましたが、皆さまはおそらく 、「面白い話しだ」、程度のお受けとめだったと存じます。私は、その中に「補助線」というものを置きました。私に確信はありましたが、あくまで「推測」でした。私は具体的な証拠を持ちませんでした。ではなぜ確信に近い「推測」をしたの でしょうか。
それは『声紋』と言えるものです。電話に出た相手が、本人かと思ったら妹だった、ということはよくありますね。
皆さまは「正平協のいうことは共産党や社民党と同じだ」と憤慨していましたが、私は共産党や社民党でなく、「朝鮮労働党です」と話しました。声の質が、共産党や社民党とは微妙に違うのです。朝鮮労働党に一致するのです。姉妹のように、声紋が似ているのです。

しかし今や「補助線」でなく、「実体線」である、その姿を公に見せ、公に語られるに至りました。

「女性国際戦犯法廷」主催者“vaww-net-japan”は、発足時、下の住所でした。

「女性国際戦犯法廷」
「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW-NET Japan)
代表:松井やより 副代表:中原道子 西野瑠美子 事務局長:金富子
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10
FAX 03-5337-4088 E-mail vaww-net-japan@jca.ax.apc.org
郵便振替口座: 00120-3-31955 加入者名: VAWW-NET Japan
http://www.bekkoame.ne.jp/~ymasaki/vaww.htm
→PDF

驚くことにこの場所は、「カトリック中央協議会」 「日本カトリック正義と平和協議会」の所在地に同じです。

宗教法人 カトリック中央協議会
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10
  Tel  03-5632-4411 (代)
  Fax 03-5632-4453 (代)

日本カトリック正義と平和協議会
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10
  Tel  03-5632-4444 (代)
  Fax 03-5632-7920 (代)

(2005.03.22追記:
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 の郵便番号について
郵便番号の 〒135-8585 は一般郵便番号にはなく、特別な顧客向けに郵便局(公社)が振ったものです。三者所在の同一性がこれでも確認できます。インターネット「郵便番号」検索。郵便番号・市外局番・市町村合併検索「ゆうすけ」の中に、大口事業所としてカトリック中央協議会が135-8585として登録されています。)

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活動家として有名な加賀谷いそみ氏が、Date: Wed, 10 Jun 1998 21:13:00 +0900に(転載可)の文章としてVAWW-NET Japan(バウネットジャパン)を紹介しています。

−−以下、引用−−

>> 6月6日東京で、戦時・武力紛争下の女性への暴力をなくすために世界の女性たちと連帯し、世界の非軍事化をめざす「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク=略称VAWW-NET Japan(Violence Against Women in War-Network Japan)が発足しました。呼びかけチラシより転載します。(転載可)

----------呼びかけチラシより----------


VAWW-NET Japan(バウネットジャパン)

●VAWW-NET Japanは
正式には「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(Violence Against Women in War-Network Japan )と言います。昨年秋の「戦争と女性への暴力」国際会議から生まれました。
 昨年東京で開催された、「戦争と女性への暴力」国際会議は、韓国、フィリピン、セルビア、ウガンダ、スリランカ、インド、カンボジア、東チモールなど、20カ国から40人を越える海外参加者を迎え、戦争と武力紛争下の女性への暴力の実態を検証し、その再定義と定義の拡大、性暴力根絶と被害者の正義の回復、支援強化について検討しました。最終日に集まった700人の日本の参加者と海外参加者は、「戦時・武力紛争下の女性への暴力をなくすために、『女性の人権』の視点に立って、平和を創る役割を担い、世界の非軍事化をめざします」という東京宣言を採択しました。
 会議直後に国際的なVAWW(Violence Against Women in War)-Networkが生まれ、会議参加者だけでなく世界各地で同じ問題に取り組んでいる女性たちの、国境を越えた連帯行動が始まりました。
 日本国内では、国際会議のための実行委員会は解散したので、世界の女性たちと共に東京宣言を具体化するために、国際会議に関わった有志が「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(略称VAWW-NET Japan バウネット ジャパン)をつくりました。

●VAWW-NETJapanは、以下のことをめざします。
1.日本軍による性奴隷被害者の名誉と正義の回復を求め、日本の戦争・戦後責任をはたす。
2.沖縄から基地を撤去させ、日米新ガイドラインの撤回を求める。
3.世界各地の戦時・武力紛争下の女性への暴力の実態と背景を知り、被害者の痛みを分かち合い、暴力をなくすための連帯行動をとる。

●VAWW-NETJapanは、次のような事業を行います。
(1) ホームペ−ジを活用した広報活動
(2) ファクス、電子メールなどを利用した会員同士の情報・意見交換
(3) 日本政府に対するロビィング
(4) 国連など国際機関に対するロビィング
(5) 国内・国際女性/人権NGOとの情報交換と連帯活動
(6) 学習会、講演会、国際会議などの開催

 そして、<「慰安婦」に名誉と正義を!グローバルキャンペーン2000>を提唱し、今世紀最後の2000年12月に民間女性による「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」を開くことを提案し、多くの人々に理解と協力を求めています。

あなたもぜひVAWW-NET Japan に参加して下さいますようお願い致します。
FAXかE-mailでのご連絡をお待ちしております。

1998年6月

発起人:池田恵理子 伊従直子 内海愛子 金富子 柴洋子 関典子 高里鈴代
高嶋たつ江 高橋喜久江 富山妙子 友政眞知子
西野瑠美子 畠澤明枝 古沢希代子 星野昌子 松井やより
三木恵美子 山口明子 梁霊芝

「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW-NET Japan)
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10
FAX 03-3477-0302 E-mail vaww-net-japan@jca.ax.apc.org
郵便振替口座: 00120-3-31955 加入者名: VAWW-NET Japan 

−−引用、終り−−

ここでも、〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 ですね。
そして「発起人」の一人、高嶋たつ江氏は、「日本カトリック正義と平和協議会」のメンバーです。
それは、下で確認できます。私はこの方が一般信徒なのか修道女なのかを知りません。

インターネットサイトよりの引用を続けます。
http://www.cwjpn.com/kijiback/y2000/3593/1p-jyosei.htm
→PDF
女性国際戦犯法廷キリスト者全国集会
キリスト者としての“裁き”

 「戦時下での性奴隷制は女性への戦争犯罪であり、明確な処罰によって再発を防ぐ」として、「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(バウネット・ジャパン)を中心に準備を進めている「日本軍性奴隷制を裁く『女性国際戦犯法廷』」。キリスト者の意識を高めるため、九月三十日、東京・新宿区の日本福音ルーテル東京教会で「女性国際戦犯法廷に向けたキリスト者全国集会」が開かれた。
 集会では、バウネット・ジャパン代表の松井やよりさんが基調講演を行い、世界中でいまだに起き続けている戦時の性暴力の犯罪性を訴えた。また戦時補償裁判で、当時の国際法から見て正当だったとして原告の訴えが却下されていることにも触れ、当時の法に照らしても違法との見解を述べた。

(写真)左から吉高牧師、香山司祭、高里さん、福原さん、渡部さん、
司会の高嶋さん

 パネルディスカッションでは、
日本カトリック正義と平和協議会の高嶋たつ江さんの司会で、渡部静子さん(日本キリスト教会「慰安婦」問題と取り組む会)、沖縄県那覇市議会議員の高里鈴代さん(「基地・軍隊を許さない女たちの会」)、家庭内暴力に取り組む福原啓子さん(「かながわ女のスペースみずら」)、吉高叶牧師(日本バプテスト連盟)、香山洋人司祭(日本聖公会)の五人が活発な討議を行った。
 その中で福原さんが「女性を性の対象とする構造の問題」として差別的な社会構造自体を批判すると、香山司祭も「性暴力は、生活の現実とつながってくる。教会の中でさえ性差別があるという“根”を取ることが解決の最初」と話した。
 「ゆるし」を説くキリスト教で「裁く」ことについては異論もある。吉高牧師は、何重もの差別構造の底辺が女性だとし、そのことについて説明した。
 かつて日本の炭坑の劣悪な環境下で、暴力を受けながら働いていた朝鮮人労働者が、仕事を終えて女性に暴力を振るうことで安心を得ていた例、同牧師自身が韓国の模擬「慰安所」から、廊下に並ぶ男性を見た時の恐怖感などを話し、「ゆるすことで何を見逃そうとしているのか、目を向ける必要がある。愛により苦しみからの“解放”を考えるべきでは」と問い掛けた。
 問い合わせは、「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク 
〒135―8585東京都江東区潮見2−10−10、TEL・FAX03−5337−4088まで。

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つまり“「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW-NET Japan)”は、カトリック中央協議会内において、“日本カトリック正義と平和協議会”メンバーを発起人の一人として、生まれたのです。“日本カトリック正義と平和協議会”こそ、揺籃の場であったのです。
→高嶋たつ江氏に関する枇杷さんよりの情報

 

[連絡場所は朝鮮総連]

2005-02-01: 「女性国際戦犯法廷」に対する冒とくと誹謗中傷を許さない日・朝女性の緊急集会
担当者 jtkim 登録日時 2005-01-27 02:14 (2559 ヒット)
http://www.worldcorea.net/modules/eguide/event.php?eid=6&PHPSESSID=39967d17f9e69ba645ba52ca3c5e4bec
→PDF

事実歪曲発言について誤りを認め、謝罪することを求める!
2005年 2月1日(火)午後1時〜3時
※12時30分 集合(時間厳守!)
場所:衆議院第2議員会館 第1会議室
交通:国会議事堂前駅 1番出口(地下鉄丸の内線・千代田線)
 永田町駅 1番出口(地下鉄 有楽町線)
 永田町駅 5番出口(地下鉄 南北線)
発言 
VAWW―NETジャパン
(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)共同代表 西野瑠美子さん
朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会 代表 清水澄子さん
在日本朝鮮民主女性同盟中央本部 委員長 金昭子さん
韓国「アジアの平和と歴史教育連帯」常任共同委員長 梁美康さん
その他、参加者の発言、要請文採択
主催:「女性国際戦犯法廷」に対する冒とくと誹謗中傷を許さない
   日・朝女性の緊急集会実行委員会 03-3816-4344(担当チョン)

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総聯の各級機関
http://64.233.183.104/search?q=cache:m9fZotK0ubQJ:210.145.168.243/chongryon/org-ad.htm+03-3816-4344&hl=ja&lr=lang_ja
○在日本朝鮮民主女性同盟(女性同盟)
  947年10月12日結成
  在日同胞女性の意思と利益を代表する大衆団体
  (中央本部)
  〒112−0001 東京都文京区白山4―33―14
  TEL 03(3816)4344
 

*電話番号が同じです。
“「女性国際戦犯法廷」に対する冒とくと誹謗中傷を許さない日・朝女性の緊急集会”実行委員会は、朝鮮総連下部機関“在日本朝鮮民主女性同盟(女性同盟)” の中にあるのです。そして、同団体の委員長、金昭子氏の強い影響下にあると思われます。 

その「在日本朝鮮民主女性同盟」は総連の傘下団体です。
http://www.chongryon.com/japan/dantai/dantai.htm

→PDF
さらに同団体の委員長・金昭子氏は総連・中央委員会副議長
http://www.chongryon.com/2004-20T/0-200405-T20/2004-T20-1j.htm
→PDF

であるのみならず、なんと、北朝鮮本国の国会議員(最高人民会議代議員)
http://210.145.168.243/sinboj/j%2D2003/j04/0304j0805%2D00001.htm
→PDF
であります!

大物なのです。

 

[現在の所在場所]

「女性国際戦犯法廷」主催者“vaww-net-japan”は現在、所在場所を明らかにしておりません。 “局留”となって、所在地は不明です。“市民団体”と謳う組織が、なぜ所在地を明らかにしないのか 、2chでも怪しまれています。明かせられない理由があるのではないか。vaww-netのインターネット・サイトによりますと、
http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/aboutus/index.html

→PDF

郵便宛先 〒112-0003  文京区文京春日郵便局局留
Tel/Fax: 03-3818-5903
E-mail: vaww-net-japan@jca.apc.org
郵便振替: 00120-3-31955 (加入者名: VAWW-NET Japan)
 

「東京都文京区文京春日郵便局」のある「文京区春日1-16-21」というのは、文京区役所の側です。朝鮮総連の『白山拠点』文京区白山4-33-14からは約1キロ強の場所です。だから、《殿下さまの沸騰の日々》では、vaww-netは現在、朝鮮総連施設内にあるのではないかと推定するのです。
念のため朝鮮総連傘下団体の名称と所在地を記します。


在日本朝鮮言論出版人協会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3816-4339

在日本朝鮮人医学協会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3814-5754

在日本朝鮮人体育連合会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3816-4357

在日本朝鮮仏教徒協会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3812-7081

在日本朝鮮平和擁譲委員会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3812-2955

在日本朝鮮青年同盟 (朝青)
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3816-4337

在日本朝鮮人教職員同盟
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3815-5433

在日本朝鮮社会科学者協会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3816-4335

在日本朝鮮人人権協会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3812-6800

在日本朝鮮留学生同盟
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3818-6138

在日本朝鮮歴史考古学協会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3813-4219

在日本朝鮮民主女性同盟 (女性同盟)
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3816-4344

在日本朝鮮人教育会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3815-8168

在日本朝鮮人科学技術協会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3816-4320

在日本朝鮮文学芸術家同盟
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-3817-0431

在日本朝鮮宗教人連合会
 〒112-8630 東京都文京区白山4-33-14  03-3812-7081

在日本朝鮮人統一同志会
 〒112-8603 東京都文京区白山4-33-14  03-5800-5101

−−−−−−−−−−

在日本朝鮮商工連合会  (所在地一覧)
 〒110-0005 東京都台東区上野7-2-6  03-3844-4111

在日本朝鮮青年商工会  (所在地一覧)
 〒110-0005 東京都台東区上野7-2-6  03-3844-1998

在日本朝鮮学生委員会
 〒187-8560 東京都小平市小川町1-700  0423-46-0419

【判決】等

http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/index.html
より引用

==========

http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/womens_tribunal_2000/charter.html
日本軍性奴隷制を裁く
「2000年女性国際戦犯法廷」憲章全文

(抜粋)

第7条 「法廷」の構成
「法廷」は次の構成となります。

(a)裁判官

(b)検察官

(c)書記局

(*かの国の法廷はこういう構成なのかも知れない。身の毛がよだつ)

−−−−−−−−−−

http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/womens_tribunal_2000/organizer.html
国際実行委員会 共同代表

尹貞玉 韓国挺身隊問題対策協議会
松井やより 「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(VAWW-NET Japan)
インダイ・サホール 女性の人権アジアセンター (ASCENT)

−−−−−−−−−−

http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/womens_tribunal_2000/judgement001212.html
→PDF

法的認定
人道に対する罪

22. 検察団は、天皇裕仁その他の日本軍・政府高官を、第二次大戦中日本軍が征服したアジア太平洋地域諸国の女性たちの強かんと性奴隷制を是認し、黙認し、防止しなかった責任について、人道に対する罪で起訴している。検察団による膨大な文書証拠および証人証言の受理から予備的事実認定発表までの時間が短いため、裁判官は、中核の被告人・天皇裕仁の、強かんと「慰安婦」と呼ばれる軍性奴隷制の制度についての責任の評価に焦点をあてることにした。その他の被告人に関しては、2001年3月8日に発表予定の最終判決まで認定の発表を延期する。我々がこれを正義の精神に基づいて行うことを、被害女性(サバイバー)、検察官、またアジア太平洋地域の人々が理解することを信じている。

23. それゆえ我々は、1945年当時の法と、検察団が提出した物や主張したこと、さらに、筆舌に尽くし難いこの暴力が1945年当時までの法では犯罪とみなされていなかったとする日本政府の主張を細心に検討した。我々の認定では、人道に対する罪----侵害行為の中でも最もすさまじいものの一つ----は、戦後の各法廷で訴追されるべきであったものであり、また、現在適切に訴追されるべきであった。さらに我々の認定では、強かんと性奴隷制は、広範囲、組織的、または大規模に行われた際には、人道に対する罪を構成する。1945年までに、強かんと奴隷化の両方ともが国際法のもとで極 悪な犯罪として長く認められていた。性奴隷制は新しく犯罪とされたものではなく、むしろ奴隷化の特に残虐極まる、侵略的で破壊的な形態である。奴隷化とは「人に対して所有権に伴う権能の一部または全部を行使する」ことと定義されている。奴隷化には、強制的または詐欺による移送、強制労働その他の人間を所有物として扱うことが含まれる。「慰安婦」たちを軍需「物資」の一部として徴発したことは、今日の世界でもあまりにも広く見られる女性差別・人種差別的態度に根ざす性奴隷制が、主としてアジア太平洋地域の貧しい非・日本人の女性に向けられつつ前例の ない規模で制度化されたことを示している。

24. この「法廷」に提出された証拠の検討に基づき、裁判官は天皇裕仁を人道に対する罪について刑事責任があると認定する。そもそも天皇裕仁は陸海軍の大元帥であり、自身の配下にある者が国際法に従って性暴力をはたらくことをやめさせる責任と権力を持っていた。天皇裕仁は単なる傀儡ではなく、むしろ戦争の拡大に伴い、最終的に意思決定する権限を行使した。さらに裁判官の認定では、天皇裕仁は自分の軍隊が「南京大強かん」中に強かんなどの性暴力を含む残虐行為を犯していることを認識していた。この行為が、国際的悪評を招き、また征服された人々を鎮圧するという彼の目的を妨げるものとなっていたからである。強かんを防ぐため必要な、実質的な制裁、捜査や処罰などあらゆる手段をとるのではなく、むしろ「慰安所」制度の継続的拡大を通じて強かんと性奴隷制を永続的させ隠匿する膨大な努力を、故意に承認し、または少なくとも不注意に許可したのである。さらに我々の認定するところでは、天皇は、これほどの規模の制度は自然に生じるものではないと知っていた、または知るべきであったのである。

“「女性国際戦犯法廷」賛同の団体・個人”
http://home.att.ne.jp/star/tribunal/supporting.htm
として298団体が列記されておりますが、カトリックらしきものを抜き書きします。

イエズス会社会司牧センター、同中国センター、同駒場共同体/イエスの小さき姉妹の友愛会/援助マリア会(長崎)、同(東京駒込)援助マリア修道会(福山)、同東京修道院、/大分カルメル会修道院/女子カルメル会修道院(大分)/大分聖ヨゼフ修道院/大阪聖ヨゼフ宣教修道女会武庫之荘修道院/幼きイエス会(ニコラ・パレ)管理本部、同福岡修道院/幼きイエズス会 大分修道院、同和歌山信愛修道院、同長崎信愛修道院、大阪信愛修道院/幼きイエズス修道会神戸修道院、同泡瀬修道院、同西合志修道院、同西仲勝修道院/幼き聖マリア修道会/オタワ愛徳修道女会(山形)、同(仙台)、同(高知)/お告げのフランシスコ姉妹会/お告げのフランシスコ修道会/開南カトリック教会女性の会/カトリック女子御受難修道会/カトリック正義と平和協議会/カトリック正義と平和仙台協議会/カトリック東京教区正義と平和委員会/カトリック横浜教区滞日外国人と連帯する会/カリタス修道女会管区本部修道院/宮崎カリタス修道女会管区本部/カルメル会修道院(西宮)/キリスト・イエズスの宣教会(八王子)/汚れなきマリア修道会(二宮)、同東村山修道院/汚れなきマリアのクラレチアン宣教修道女会(高槻)/下井草カトリック教会青年会/殉教者の聖ゲオルギオのフランシスコ修道院/純心聖母会川内修道院、同八王子修道院/女子カルメル会修道院/ショファイユの幼きイエズス修道会福岡修道院/スピノラ修道女会/聖クララ修道院(沖縄)、同(西宮)/聖心侍女会 箱清水修道院、同城廻第2修道院/聖心侍女修道会五反田第1修道院/聖心の布教姉妹会 沖永良部修道院/聖ドミニコ会中島丁修道院/聖パウロ女子修道会/聖母被昇天修道院(大阪)/聖母訪問会(京都)、同(神奈川)/聖マリアの汚れなき御心のフランシスコ姉妹会(沖縄)/聖ヨゼフ会本部修道院、同(篠山)、同関目修道院/聖ヨゼフ会園田修道院エマオ共同体、同聖家族共同体、同ナザレ共同体/聖ヨゼフ宣教修道女会園田修道院 カナ共同体/男子跣足カルメル修道会/天使の聖母宣教修道会/長崎純心聖母会/日本キリスト教協議会(NCC)、同女性委員会、同国際関係委員会/ノートルダム教育修道女会/福音史家聖ヨハネ布教修道女会/福音の光修道会(広島)/扶助者聖母会管区本部、同大村修道院/マリアの宣教者フランシスコ会 亀田修道院、同北広島修道院、同種子島修道院、同熊本第1修道院/マリアの御心会/三島カトリック教会/宮崎カリタス修道女会総本部、同管区本部/メルセス宣教修道女会東田町修道院、同日野修道院、第4修道院/与那原第1修道院/レデンプトリスチン修道院/

*これら各会は、会としての機関決定しているのでしょうか。 私たちは問い合わせてみる必用があります。

本ページを見て、頂いた情報

1.2005.02.10 枇杷さんより 高嶋たつ江さんに関して他
2.2005.02.11 C.Y.さんより 木邨健三氏に関して他

3. 広島県廿日市市々会議員
かくだ俊司氏 との交信
4. 2005.02.23 再び、C.Y.さんより

今回のvaww-net問題に関しては「木邨健三」氏の名が出ませんが、北朝鮮とカトリックの関係を考えるとき、キーの人物と思われています。しかも「謎の人物」です。経歴等が一切明かされておりません。それでいてカトリックの公式機関を長年とりしきることができる根拠は何なのか。闇を感じさせる人物です。

【野村の願い】
まさか、ここまでとは思っていませんでした。
私がこうした情報をアップするのは、カトリック仲間には、日本の教会内部で蠢いているものを知って欲しいからです。ほとんどの人が知らないと思います。私自身が驚いているのです。
そして外部の方々には、「カトリックは左翼過激派だ」との誤解を持たないで頂きたいのです。政治家では麻生太郎氏、山谷えり子氏がいます。きわめて正当な判断をなさる、多くの文学者、評論家がいます。
私とは考える基準の違うカトリック文学者・評論家も、勿論います。カトリックには色んな人がいるのです。**学会とは違うのです。 しかし誰も「カトリック」の肩書きで活動しません。

一般的なカトリック信者は、おとなしいか、語っても自分にカトリックの肩書きを付けません。だから唯一、カトリックの肩章をつけて暴れているものがカトリックの全体であると誤解されます。
今、 カトリック教徒は義務として、声を上げねばならぬ時期に来ているでしょう。C.Y.さんのメールのように、「正平協に一信徒として何か要望したからどうなるというものではなく、木邨氏をはずせばいいというものでもなく、一度、正平協全体を解散するしかないのではないかと思います」ということを、信者、そして勇気ある司教が立ち上がって実行する時だと思います。

正平協の諸氏が個人の立場で如何な活動をしようと自由です。カトリックの名の下にやらないで欲しいものです。

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